ハイドロキノンとは?

作用

シミはあせらず少しずつ消していきましょうハイドロキノンは、チロシナーゼ酵素の活性を抑えると同時に、メラニンの合成を抑制。また、できてしまったメラニンを薄くする作用があるといわれています。

チロシナーゼ酵素というのは、メラニン色素を作り出す酸化酵素のことです。
このチロシナーゼ酵素を抑えることができれば、メラニン色素を抑制することが可能です。

ハイドロキノンによるシミの抑制、美白効果は、美白成分であるビタミンC、アルブチンやコウジ酸の10倍から100倍だそうです。

しかし、こういった強い作用がある反面、濃度によっては炎症が起きて肌にダメージを起こす場合があります。

アメリカでは、2%以上の濃度のハイドロキノンの使用には医師の処方が必要になるようですが、日本では規制緩和により化粧品への使用が認められるようになりました。

認められてはいますが、高濃度のハイドロキノンを使用すると、炎症、かぶれ、白斑といった症状の出るおそれがあります。

白斑(はくはん)というのは、皮膚の一部の色が白く抜け落ちることをいいます。

こういった症状が出ないように、薄い濃度を使用し、時間をかけて美白するようにしましょう。

 

 

クリニックのハイドロキノン

シミがひどい場合はクリニックで治療を受けましょうハイドロキノンは市販の化粧品に配合されるようになりましたが、その濃度は2~3%です。

それ以上の高濃度になると、クリニックに通って医師の処方が必要になります。

また、ハイドロキノンは単独で使用するよりも、フォトRF、ケミカルピーリング、トレチノインなどと併用すると効果的なようです

フォトRFというのは、「光治療(PHOTO)」と「高周波電気(RF)」とを組み合わせた治療法です。

ケミカルピーリングでは、古くなった皮膚の角質を除去し、新しい皮膚の再生を促します。

トレチノインは「ビタミンA誘導体」で、生理活性はビタミンAの約50~100倍といわれています。
アメリカではしわ、ニキビの治療医薬品として認可されています。

このほかにも、シミやしわに対応する美容技術は、驚異的な進歩を遂げています。

クリニックへの通院は、1~2ヶ月のペースで行い、その都度新鮮なハイドロキノンを使用します

家庭での治療には限界があるので、薄いシミや初期のニキビぐらいなら対応できますが、症状が深刻な場合はクリニックで専門的な治療を受けることをおすすめします。

 

 

そのほかの美白成分

ビタミンCとコウジ酸ハイドロキノン以外の美白成分には、「ビタミンC」、「アルブチン」、「コウジ酸」などがあります。

ビタミンCは、メラニン色素を抑えたり、体の抵抗力を高める作用があります。また、皮膚の組織同士をつなぐ「コラーゲン」の生成にもかかわっています。

ビタミンCは水溶性のビタミンなので、尿から排泄されます。過剰に摂っても体内に蓄積されることがないので安心です

アルブチンはメラニン色素に働きかけて、増殖を抑えます。美白化粧品には多く、このアルブチンが使用されています。

アルブチンには、「α-アルブチン」と「β-アルブチン」がありますが、化粧品に多く利用されているのは「β-アルブチン」の方です。

シミやそばかす、日焼けによる肌のくすみ、ニキビ跡の改善などに対応しています。

コウジ酸は、チロシナーゼ酵素の活性を抑える作用があり、しみやそばかすの原因となっているメラニン色素の生成を抑制します。

ただ、コウジ酸については、発がん性があるとして化粧品への配合が禁止されていた時期がありましたが、使用する量を間違えなければ大丈夫でしょう。

こういった美白成分には、ハイドロキノンのような強い作用はありませんが、副作用の心配がありません

 

 

 

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